すごいもの見ちゃった part1

  • 2010.08.20 Friday
  • 23:16
 いつものフラメンコレッスン日記は、書こうと思いつつも、忙しくて
後回しにしているうち、月日が流れるので、結局最近更新していません。

けれど、今日は、すごいものを見ちゃったのでその興奮のままに
書いておこうと思います。

なかのZERO大ホールで開催されたた、日本フラメンコ協会主催の
第19回新人公演ですが、同じお教室のメンバーが出るので、仕事も
途中で切り上げて行ってきました。

タブラオと違って大ホール。何だか、昔のバレエの発表会を思い出します。

18時開演でもうほとんど満席状態。
お友達が席をキープしていてくれていて、何とか座れました。

プログラムを見ると最初、ソロが8人、次に群舞が3つ、休憩をはさんで
9人で1日にこんなに沢山踊りが見られてすごくラッキーな気分です。

先生が「踊りもともかく本場のカンテがこれだけ浴びられるいい機会なので
是非見た方がいい」とおっしゃっていたので、どんな感じなのかな?と
ワクワクしてました。

始まってみると、ホント、迫力のある歌声とギターの中、皆さん
ハイレベルなバイレで、とっても勉強になりました。

けれど、私が今日ココで書きたいのは、「勉強になりました!」なんていう
半端なものでなく、「こんなの見たことない!これが見られただけでも
来てよかった」と思えた感動的ステージがあったということです。

それは、1つは正路あすかさんのファルーカで、ナイフのような
研ぎ澄まされた感性に感動しました。

フリルも華やかなファルダが多い中、シンプルな黒いパンツがまず個性的です。
社交ダンスもそうですが、パンツだと脚の動きがはっきり見えて
誤魔化しがききません。
それを大舞台で見せるのですから、登場から「これは!」と思いました。

雰囲気がもう違います。モノトーンみたいなシックな押し殺した緊張感
(ごめんなさい、うまく書けないけど)でフラメンコなのに日本の墨絵を思わせる
ような感じ・・・。

足のラインがすごく美しくて目が釘付けでした。
(もちろん上体も綺麗でしたが、)
椅子に手をかけながら、右足に体重をかけ左足を斜めにすらりと伸ばした
あの一瞬のポーズが、目に焼きついています。

数々の踊りを今日は見ましたが、1つのポーズが今も頭に残っていると
いうのは、相当印象深かったからだと思います。

そして、細かい音の粒が揃って、繊細で綺麗なこと・・・!
音が澄んでいるってこういうことを言うのですね!

最後にすぅ〜っと大地に力が絞り込まれてフェードアウトするような、余韻を
持たせた踊りに異空間に吸い込まれそうな気がしました。

猛烈にかっこよかったです。背筋をしゃきっと正さずには見られないような踊りでした。

あともう1つ、感動したの、
エストゥディオ カンデーラ発「湘南大和路ライン」の
シギリージャで、これも一言で言えば「感動」なのですが、言葉に出来ないほどの
すごい群舞だったと思います。

あの魂を揺さぶられるような踊りは見た人でないと分からないでしょう。

5人のバイラオーラがそれぞれソロを踊れるくらいの実力を持っていて、それが
見事に1つになってフラメンコの奥深いものを観客に見せてくれたのです。

シンクロ・スイミングのように、各人の動きを狂いなく揃えるのと違って、少々
違う動きをしていたとしても、それが心の底でつながっていて、一体となっているから
全く気にならず、それどころかその微妙な個性をまとめあげて、1つの芯のようなものが
感じられることがとても素晴らしいと思えました。

そんな訳で、舞台から伝わってくるパワーが、尋常ではありませんでした。

5人で踊っているからパワーが5倍というような単純な計算ではなくて、踊り手も
観客も一体となった会場全体のパワーがホールに溢れていて、
エネルギー測定器とかがあったら、きっと目盛りがピーンとはじかれていると思います。

こう書くと、「そんなに激しい踊りだったのか」と誤解されてしまうと困りますが、実に
細部にわたって繊細な踊りでした。

一曲のうちに静・動の流れがあり、静の部分であっても感情を心にためてためて、
そして、一気に爆発するようなそんな感じです。

言葉にすると、ホント陳腐で申し訳ないです。
(ああ、書けないな〜、うまく。)

実を言うと同じお教室のメンバーというのは、この方々なのですが、
同じお教室だから誉めているのではなくて、掛け値なしにすごい舞台でした。

生きていてよかったな、ありがとう!といえるような涙が出るような舞台でした。

もう1回見たいけれど、もうあの一瞬しか見られないから、強く心に焼き付いている
踊りなんですね、きっと。

(でも、収録ビデオ、是非販売して欲しいです。社交ダンスだって有名競技会の
ビデオ販売してますし、フラメンコもそういうのがあったらいいな〜と思います。)

あらためて、フラメンコって素晴らしい!と思いました。
すごいものを見せていただいて、感謝です。

最後の21時半くらいまでいましたが、帰り道も興奮して疲れていない自分なのでした。

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